人材派遣について
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健康診断について

人材派遣について 基本的には、派遣労働者のための人材派遣健康保険組合(はけんけんぽ)を使い、健康診断を受診することができます。
対象者は、4月から翌年3月までに1度、「はけんけんぽ」の費用補助を受けて健康診断を受診することができます。
通常行われる定期健康診断の他に、自分の意志で受診することができる個人受診、乳がん・子宮頸がん検査などを受診することができます。
ちなみに現在、平成25年3月31日まで受診することができる健康診断の種類は、特定健診、基本健診、生活習慣病健診、生活習慣病総合健診、人間ドッグが対象となっています。
特定健診は、被扶養者や任意継続被保険者(任意継続被扶養者を含む)で40歳以上の人が対象、基本健診は35歳以上と35歳未満で組合補助額が異なります。
対象者は、被保険者、被扶養配偶者、任意継続被保険者(任意継続被扶養配偶者含む)となっており、生活習慣病健診、同じく総合健診は35歳以上、人間ドックは40歳以上で5歳刻みの被保険者と任意継続被保険者が対象となります。
女性の被保険者や被扶養配偶者は、オプション検査となっている乳がん・子宮頸がん検査を、年度内に1度受診することができます。
乳がん検査は、35歳以上と35歳以下で組合補助額は異なりますが、女性の被保険者、被扶養配偶者、任意継続被保険者(任意継続被扶養配偶者含む)が対象で、子宮頸がん検査は、全ての年齢の女性が対象となっています。
年齢は、受診する年度の3月31日における満年齢です。
定期健康診断の案内は、派遣元企業から派遣労働者に直接行われています。
実施時期、予約方法、実施内容などわからない点は、直接派遣会社に問い合わせることになっています。
また、もし労働契約が終了したとしても、健康保険の給付を受けられなくなりますが、継続して1年以上被保険者であった場合は、条件により出産や病気やけがの療養のために働くことができないとき、または死亡したときに給付を受けることができます。
ただし任意継続期間は除きます。
これらは、傷病手当金、出産手当金、出産育児一時金、埋葬料として支払われることになります。
労働者にとって、健康保険は大変重要なものです。
「はけんけんぽ」では、特定保健指導に対する取り組みも行われており、複数のスポーツクラブと提携し、特定保健指導が受けられるよう環境整備が行われています。
胸囲とBMIの健診結果から内臓脂肪蓄積のリスクが判定され、検査結果や質問表から、メタボリックシンドロームの追加リスクが感とされ、特定保健指導が必要となる対象者には、保健指導が案内されることになっています。
その後、段階により、原則1回の動機付け支援や3ヶ月以上複数回にわたり継続した指導が行われる積極的支援が行われます。


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